食べ歩きプロジェクト絶賛進行中の香魚です。
東京北区は赤羽のおかげでディープな飲みエリアの印象がありますが、正統派に美味しいお店も沢山存在し、探索プロジェクトのやりがいがあります。
特に「もつなべ東十条」や「和処十一」、「サケラボトーキョー」を営むジャパンテイスト株式会社さんのお店は、どのお店にいつ訪れても心地よいおもてなしと最高の食事を提供してくれます♪
甲斐さん(ジャパンテイストさんの社長)が店を出す北区に住んでてよかった…!
そう思える喜び(*´з`)
そんな甲斐さんが今度は割烹料理店を出す…しかもサケラボに続いてクラウドファンディングで会員権を売り出すということで、これは一口載らないわけには行かないと速攻ぽちりました( `ー´)ノ
後で聞いたところによると、Makuake史上最速の目標達成だったらしいです。
そうしていよいよオープンした新店舗「椿」はカウンター11席だけの小さなお店。
長いカウンターにスタッフ3人、ほとんど1~2組にスタッフ1人がつきっきりのような形でサーブいただけます。
勿論3人それぞれが店全体を意識してらして、居心地の良い空間を創り上げようとされているのがこちらにも伝わってくる心地の良い場でした。
乾杯はスパークリングの日本酒で。
サケラボと同じく、ワイングラスで日本酒をいただきます。
日本酒のつくりによってグラスを選ぶ、そんなおもてなしも楽しいです。
先付は春キャベツと新ジャガイモのポタージュ。
野菜の甘みを大事に、塩だけで味付けしたこっくりスープは大変美味しゅうございました(*´з`)
八寸として宮城牛の握り、なれそれ(アナゴの稚魚)、トリガイの酢味噌あえ、アナゴの卵焼き、スモークチーズ、合鴨のロースト。
なれそれは初めていただきましたが...美味しいものですね!!
とろ~っとして、酒を呼び込む最高のあて(∩´∀`)∩
卵好きとしては卵焼きにもぐぐっと心をつかまれました♪
そしてペアリングのお酒は日本酒らしい日本酒から大好きな新政まで。
飲み比べみたいな楽しさを味わいながら。
お酒が好きだけどあまり量を飲めないのを覚えてくれていて、少しずつ注いでくれる優しさも嬉しいです。
お造りは本マグロがとろけて涙が出るかと思った…。
ホタテ様も、新鮮な貝ならではの歯ごたえの強弱が楽しい!
合わせるのは辛口純米酒の福娘。萩のお酒ですね。
萩も有名なお酒が多いですね。いつか行かなきゃ!
そしてお椀はタケノコと春ネギと、季節を感じさせる一品。
今年はタケノコがとても貴重とのことですが、春の香りたっぷりの食べ応えのあるタケノコでした♪
宮城の伯楽星。
焼物は鰆の西京焼き。
このあたりになってくると、美味しい魚とお酒があればこの世は平和だなーと、何かにはわからない感謝を捧げたくなってきます。
だって鶴齢も美味しいんですもの(∩´∀`)∩
こんなにおいしくいただけるのは、やはりひとつひとつのお料理にペアリングしているからなんでしょうか。
栓を開けてから一日一日の状態の変化とかも踏まえて、納得の組み合わせを提示していただくとのこと。
このお店が選ぶものなら間違いない、そう思える安心感があります。
さて、クラウドファンディングで特別コースを選んでおいたので、スペシャルメニューが付きました♪
店名入りのお重を開けると、中からマグロの生ハム!
バラの花びらみたいできれいですね。
下の段には鶏のたたきのゆず胡椒和え。
これも、私が山葵が苦手だということでお子ちゃま舌用にアレンジしてくださったんです。
もう、本当、惚れてしまう~。
そしてスペシャル日本酒!磯自慢。
かなりレアらしく、開店記念の大盤振る舞いだそうです。
緊張しながらも、美味しーく頂きました(*'ω'*)
そしてさっくさくの桜エビのかき揚げ。
海老好き、天ぷら好きの香魚さん悶絶です。
春をギュギュっと閉じ込めて、さくっと揚げるとこうなるのかー...という感じ。
是非、同好の士には食していただきたい!
そして〆のご飯は贅沢ないくらのお茶づけ。
海苔も入って漁師飯な感じ。
ご飯の量を聞かれて控えめにいったけど、ぺろりと食べられたから次は普通盛で行こう♪
最後にわらびもちアイスもいただきました。
これだけたっぷり美味しい想いをさせていただいて、心地よいおもてなしをいただいて、8000円は本当にお値打ちだなあと思います。
これが…十条の地価マジック!
ならば通わねばなるまい、ということで早速5月の予約もしちゃいました。
四季折々のメニューを楽しみに、大人の隠れ家に入り浸ってしまいそうです♪
踊る魚に餌をぽちっといただけるともっと踊ります♪(*'ω'*)
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椿 -tsubaki- (割烹・小料理 / 十条駅、東十条駅)
夜総合点★★★★☆ 4.8