「多様な人々が協調しあう自律分散型社会の健全な発展」というミッションに
天啓を受けた気がしている香魚です。
(そういえば十二国記の新刊はいつ出るのかな。。。)
で、自律分散型社会の働き方ってどうなっていくのかな、ということを考えていくと
一つ外せないキーワードとして「場所」と「時間」の制約を外すということがあります。
制約を外して、だけれども「チーム」で働くという姿。
そんな働き方を先行しているソニックガーデン社の倉貫社長が
「リモートチームのマネジメント」について語った本が出たので、さっそく読んでみました。
すごく新しい考え方があるというよりは、チームを成り立たせるものを
インターネットを使って置き換えていったという感じですね。
情報をオープンにする、というところは先日のリカルド・セムラー氏と同様。
経営会議も誰でも傍聴OKというのはいいなあ。
個人が情報を得る手段が多様になり、情報の有無で人を管理する時代は終わるということかと。
逆に、無機質な情報ではなく、いかに人を引き付けるメッセージ/ビジョンを与えられるかが
マネジメントの要素として大きくなっていくのではないかな。
「会議の時間を定めない。内職OK」というところだけは、
「いい会議つくり隊」としては、今の段階では違和感があるものの、
実際にやってみたら両立できるものなのかもしれませんね。
今の段階ではまだ自分たちのあり方にとどまっていて、
「リモートチームでもうまくいく」という印象です。
これが「リモートチームだからこそ出せる価値」を沢山導いていけるようになると社会を変えられるはず!
ちなみに、リモートチームの前に前提となっているビジネスモデル「納品のない受託開発」も合わせてぜひ。
にほんブログ村