社会と人に優しい企業活動に興味津々な香魚です。
そんな活動を実践している社会企業家の方々の生のお話を伺う機会、ということでコモンズ投信の社会企業家フォーラムに参加してきました。
一人7分間のスピーチ、短いようで一人ひとりエネルギッシュな語りに圧倒されました。「何を語るかよりも誰が語るか」の「誰が」の皆さんが「何を」を語るという素晴らしい場でした。
特に印象に残った皆さんは
一般社団法人シンクパールの難波 美智代さん。
なんとなく、小室淑恵さんを思わせる風貌とプレゼン力でした。
自身も女性と言うことで、とても身につまされました。
企業へのアクション、というところは私も何かできるかもしれません。
みやじ豚・農家のこせがれネットワークの宮治 勇輔さん。
「一次産業をかっこよくて稼げる3Kにしたい」という熱意で、
都心で働く実家が農家の人が農家を始める支援をしていらっしゃるそうです。
家族経営に誇りを持てなかったり、中長期的な経営課題をしっかり考えることができない人などの
コミュニティを作って勉強会なんかもやってらっしゃるとか。
そこに農家以外が関わることもできるのかな~。
インドなどの社会企業家は相談する相手、経験をシェアする相手、社会のシステムをシステムとして変えていこうと話をする人がいる。
つまり、社会を変えるエコシステムがある。
日本の社会にそんなエコシステムを作っていきたいと仰るビジョンに強く共感しました。
これからはシステム全体で見て色々なところにツボを押していく「システム投資」というキーワードを仰っていましたが、
具体的にはどういうことなのかは7分間ではお話しいただけなかったので、
またじっくりお話伺ってみたいです。
この方もプレゼン上手。ソーシャルリーダーはビジュアルも大事だな…(ビジョンを示すという意味で)と思いました。。。
「しまった、で始まる妊娠ではなく、よかった、で始まる妊娠」というビジョンはとても分かりやすく、共感しやすい。
そして、今年生まれた子どもは2100年を見る子供…と言う言葉にはっとしました。
社会の問題について、課題解決する自分の姿がイメージがつかない人たち、
「自分にはできない」「ちょっとのパワーも出せない」と思い込んでいる皆が、
自分の課題とそれに対するアクションを起こしていける社会を創っていきたいと仰っていました。
彼のビジョンも、私の創りたい未来にとても近いと思いました。
言葉にパワーのある皆さんのプレゼンを聞いていると、自分の中の想いや言葉も研ぎ澄ましていくことができる気がします。
そうして、いつか私の言葉も誰かにパワーを届けられるようになりたいと思います。
(それがファシリテーターとしてなのか、ビジネスマンとしてなのか、はわからないけれど。)
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