食べ歩きプロジェクト絶賛進行中の香魚です。
歌と山を愛する古い付き合いの友人から、
「仕事終わりはバッハのレコードが流れる喫茶店で一人癒されている」という
なんだその上級者風味ソロ活動…な話を聞いてから、ずっと気になっていた
草枕さんにお邪魔してきました。
そして、期待にそぐわぬ、時が止まっているような素敵な空間で
夜の珈琲タイムを楽しませていただきました。
内幸町駅と新橋駅の間くらい?大通りにひっそりとたたずむ味わいのある店構え。
少し敷居の高い気がする暖簾をくぐると、柔らかい口調のマスターが迎えてくれます。
この日はモーツァルトの流れる店内で、モーツァルト好きな友人と
ミュージカルのモーツァルト!は好きな私。
芸術や歴史などの古い本に囲まれて何だか古本屋の香りがするような気がする店内で、本の虫な友人と、紙の新書は久方ぶりだなぁと思う私。
本と音楽と珈琲と―――別にそれらの要素で話に花が咲くわけではないけれど、
なんとなく居心地のよさを感じる空間です。
お茶うけに和三盆のお菓子をいただきながら、ふつうめのコーヒーを。
ちまちまと和三盆を齧りながらコーヒーをいただくうちに
何だか高等遊民ごっこをしている気分になる不思議。
美味しいコーヒーと、お店の雰囲気が、妄想を掻き立てます。
途中、常連さん?と思しき方が貴重なレコードを持ってマスターと盛り上がる場面も。
子供のようにきらきらと目を輝かすおじさま方を見て、
このお店の居心地の良さは、好きなものに誠実であることから生まれる「質」なのだな、と納得。
私も自分のプロジェクトに誠実に、質を高めていきたいものです。
プロジェクトに向かう集中力を養うために、また、訪れたいお店です。
踊る魚に餌をぽちっといただけるともっと踊ります♪(*'ω'*)
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草枕 (コーヒー専門店 / 虎ノ門駅、内幸町駅、霞ケ関駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0