心に引っかかったことは何でもとりあえずやってみる…その結果、浅く広くな香魚です。
ちゅうつね所属時にあこがれていた、
大和撫子な弥生道さんが主宰する四季を感じる生け花体験会に行ってきました。
私にとっては久しぶり(3年ぶり?)の生け花体験。
ユウトヴィレッジというリノベーションシェアハウスでの生け花体験ということで、非常に私釣り針の多いイベントでしたv
落ち着く和のしつらえ。
まるで旅館みたいなコミュニティスペースが会場でした。
当日はあいにくの雨模様…。
と思いましたが、雨音を聞きながらの生け花はかえって気分が盛り上がるものですね。
花材は左から竜胆、鶏頭
木苺
藤袴、ススキ。
秋のお花ですね。
最初に中心となる花材を3つ選んで、それらを生かすように間を埋めていくのですが、
ありのままの素材だと葉がもしゃもしゃしていてうるさかったり、
一本だけで見るととても綺麗なのに他の花と合わさるとうるさくなってしまったり、
一つの作品としての美を作ることってとても難しいのだなと感じます。
一つ一つの葉っぱに非はなくても、全体最適で他のもっと良い葉を生かすために落とす
…なんてことを繰り返します。
正直、かなり勇気がいります。
「これは落とすべき葉じゃないのでは?」という自問自答を繰り返し、ひたすら内省の時間を過ごします。
たまたまこのイベントの前に、システム業界女子会でStrengthFinderの話をしていたこともあって、
この行為はまさに強みを生かすチームを作る行為に似ているな、と感じました。
実現させたい世界のために、各々の花材の良さを最大限引き出し、
一つの世界としてまとめあげる。
そう考えると、生け花にファシリテーションの要素があるように思えますね。
そして葉を落とす行為は、強みを生かして強みでないことに執着するのをやめること、なのかもしれません。
ふと、私が実現したいマネジメントも、強みじゃないことを必ずしもやりすぎないことが鍵なのかもしれないな…と感じました。
そして完成した作品がこちら。
だいぶ先生の手が入ってますが(笑
そして皆さんの作品の集合写真。
同じ花材でも、全然違う世界が出来上がりますね。
やはり人間の生み出すものって、面白いです。
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