うさきたサロンという呼び名が気に入った香魚です。
うさきたさん達が竹中さん、猪瀬さんという大物と対談するということで
東京タワーまで見物に行ってきました。
うさきたさんからのシルバーデモクラシーの説明プレゼンは、
問題と思われる要素を1つ1つ検証したもの。
サロンの中で繰り返し語られていることを短く再構成してくれた感じで、初見の方にもよかったのでは。
「改革疲れ」で「期待」を失った若者たちから社会参画への意識を引き出し、持続可能性のある社会を目指したいという話。
その主張に対しての議論…という風に持っていきたかったんだろうけど、
大御所二人が話をずらすずらす。
実は大概の方針では意見は一致しているのに、細かい引っ掛かりに対して長々と上から目線で話してくるものだから
一向に話が深まらない二時間でした。
いや、やはり有識者だから言っていること一つ一つは正しいんですよ。
でも、それを今とりあげる意味は何なんだろう?ということばかりで。。。
ここに優秀なファシリテーターがいたら、また違った展開になったんじゃないでしょうかね。
大物に緊張している風もあったけれど、聞きやすいプレゼンのおときたさんと、
論理の軸をずらされることでフラストレーションがたまっている感じの宇佐美さん。
この日、宇佐美さん10回くらい「フラストレーション」って言っていた気がします。
世の中に対してうまくいかないときに、やるせなさと怒りを感じるタイプなのかな。私と似ている気がします。。。
一方始終ひょうひょうとしていた大御所二人。
二人とも賢い人なことは確かだなと思いました。
でも、ついていきたいかは別ですね。
竹中さんに育成されて熱いリーダーが出てくる気がしません。
ディスカッションの中で気になった話題としては、以下のような感じ。
・「若者が怒って立ち上がらないことが問題だ」という宇佐美さんに対して、「 欲、ビジョンがないから立ち上がらない。」。
・「個人の夢と全体の夢が離れると力が出ない。だからオリンピックという共通の夢」
⇒ このあたりは、皆同じ意見なんだと思う。ビジョンが必要。
…企業においてもね。
・「戦後の日本はディズニーランド。アメリカの庇護の中で鎖国しているようなもの。生存の危機がない状態。
黒船の来航(外圧)がなければ大きい成長につながらない。」
⇒ なるほど、と思った。歴史に学ぶ、というのはこういうことか。
・ 「多様な働き方と多様な雇い方が必要」
⇒ ここも意見は一致していたと思う。高齢者勤労についてはどう思っているのかな。
・「2030年なんて見えない、まずは2020年」
⇒いやいやいや、あなたがたにとっては2030年は 重要じゃないかもしれないけど
おそらく現役バリバリだろう世代にとっては2030年も見据えて考えていくべきだと思うよ。
企業活動も含めて、2020年の後何も残らないんじゃ意味がない。
未来に持続可能であることを目指して取り組むべきでは?
まあ、全体的に、「論じるべきはそこじゃない」感が漂いますね。
これって、企業における偉い人と現場の若い世代のギャップと似ている気がします。
やはり、どう上の世代と協調していくのかが鍵なのかなぁ。
にほんブログ村===
とりあえず女性を元気に!なイベント。
夏をもっともっと輝いて過ごすヒントを一緒に探してみませんか?
夜の部は花火観覧パーティー付きです。
お申込みはこちらからお願いします♪